１月６日

欲は私たちの側において、神を抱こうとします。しかし私たちに必要なのは、神の側に私たち自身を投げ込もうとするアスピレーションです。

      アスピレーションはないけれどもこの世的な欲ならあるというのは、よくもアスピレーションもどちらもないよりましです。その人は多くの必要な体験をして結局はこの世的な欲には本当の充足がないと知ります。そしてアスピレーションの海に飛び込むのです。
      しかしひとたびアスピレーション・ワールドに入った後で、欲の領域に戻るとしたら、それは真の破局というものです。アスピレーションを起こし てなければ、単に無知の人と見なされるだけです。内的な聖なる安らぎとか、内的な神々しい至福、内的な光きらめきと呼ばれる何かがあることを知らないので すから。      
      光を目にしたことのない人が暗闇の部屋に留まっていても、光に満ちあふれる部屋があることに気づいていないので、神がその人を非難したりはな さいません。しかし内的な体験をした後で、もし誰かが普通の世界に戻ろうとすると、欲求不満の葛藤と内的崩壊にさらされることになります。

      もしいつわりなく本当に
この世のあなたの　欲物語を縮めたいのでしたら、
それなら今すぐ　歌い始めなさい、
長いアスピレーションの歌を。