マザーテレサからシュリ・チンモイへ
「あなたが世界平和のため、そしてたくさんの国の人々のためになされていることをとても嬉しく思います。これからもずっと一緒に仕事を続けてゆけますように、そして共に歩んでゆけますように―神の栄光のために、そして人類の繁栄のために。」
1994年10月1日
ローマのサン・グレゴーリオ教会に属する
神の愛の宣教者会の家での出会い
「あなたがなさっていることは全て神のため。なんて美しいことでしょう!神に感謝します!私たち両方のために神は全てして下さっています。私のために祈って下さい。」
1995年10月17日,
電話での会話
「神の仕事を共に続けてゆけますように。世界平和と人類全てのためにあなたのされていることはなんて美しいのでしょう!」
1996年4月13日,
電話での会話
「あなたが書いて下さった私についての本をまた、1ページ1ページ読み直しました。とてもよかったです。」
「毎日私のために祈って下さい。私の人々―貧しい人々、死んでゆく人々―のためにも祈ってくれなくては。彼らのために祈って下さい。」
「いい、聞いて!中国に神の愛の宣教者会の家を建てたいの。一緒に来てほしいだけど。」
1997年6月27日
電話での会話
マザーテレサがカルカッタ方にむけてニューヨークを出発する日の朝、シュリ・チンモイに電話した際の言葉。
「神様のためにあるあなたすべてに感謝します。神の栄光と魂の幸福のためになさってきた美しいお仕事に。私の祈りにはあなたがいつもいることでしょう。そしてあなたが祈りと自己犠牲を通してひきつづき私を励まして下さると頼りにしています。共に神の仕事を神のより偉大な栄光のために大きな愛で行えますように。」
1997年6月27日
カルカッタへ出発する日の午後にマザーテレサがニューヨークのブロンクスから出した手紙。 シュリ・チンモイは6月3日にブロンクスの神の愛の宣教者会でマザーテレサと会い(4度目)、そして6月17日に会ったのが最後となりました(5度目)。
「あなたが世界のためになさっていることは全て神の栄光のため、そして人のためですね!私のために祈って下さい。私も祈ります。あなたのために、そしてあなたの世界平和のためのたくさんのプロジェクト全てのために。あなたの愛の仕事は祈りの仕事、そしてあなたの祈りの仕事は神の仕事です。」
1997年8月27日
シュリ・チンモイとマザーテレサの最後の電話での会話。二人ともこの日が誕生日でした。
シュリ・チンモイからマザーテレサへ:
「愛情あふれるシスター、
慈愛の心のマザー」
愛情あふれるシスター、慈愛の心の神聖なるマザーテレサ、
毎日貴女の魂は神の微笑み、よろこび、そして誇りと共に時をすごす。
マザー、あなたはカルカッタの流れる涙、
そして血のにじむハート。
近くでも遠くでも全世界があなたに頭を垂れる。
あなたの人生は世界平和の夢の花のかぐわしさ。
そして神の満足という塔を建てていく息吹。
マザーテレサ:
カルカッタの空たかく舞い上がる鳥
インドの渡り月
世界の涙にくれる空
地球の心をかきむしる喪失
天国が小躍りする得
イエスキリストの花咲く約束
聖母マリアの報いのほこり
世界にいる私の兄弟姉妹たちよ
我々はそんなに盲目なのか
マザーテレサの額に記された
神御直筆のサインが目に入らないほどに?
「マザー、
あなたの祝福に満ちた御前にいさせて頂くことは
生きた慈愛の息吹を
吸い込むことです。」
「マザー、
あなたからのたった一つのつぶやきが
何千人という神を信じない者、不信を抱くものを
変革してしまった。」
「もしこの地球上のだれか死にそうで苦しんでいる人が
自分のために、自分と一緒に、
自分の中で泣いてほしいと思ったら、
間違いなく見えることでしょう。
マザーテレサの全てを抱擁する腕が
何よりも速く
自分に近づいてきてくれるのが。」
「マザーテレサは本当にたくさんのことをなさっている
世界をより良いところにするために。
でも、愛されていない人々の
語られることのなかった苦しみを
自分自身のハートから流れる涙で
洗い流してくださるときが
比べようもなく一番すばらしい。」
マザーテレサが不幸な運命を背負った
苦渋に満ちた人々に近づいてゆくとき
何とおっしゃるのかというと、
『私の子よ、心配しないで、神様はいらっしゃいます。
それどころか、私にはあなたの中に
イエス・キリスト御自身の生きた存在が見えます。』
「マザーテレサは
幸福を夢みるドリーマー
苦しみ、とらわれの身の人類の
ハートの中で。」
「マザーテレサ、マザー、マザー、マザー:
人類の花咲く心
神聖のかぐわしき魂。」