もしあなたが精神的な師から指導を受けたいと望むなら、師の沈黙のまなざしが、あなたに冥想のやり方を教えてくれるでしょう。師が冥想のやり方を言葉や身振りで説明したり、特別な冥想の型やあるマントラをあなたに与える必要はありません。師は、ただあなたに冥想し、内的に冥想のやり方を教えてくれるでしょう。
精神的な師の写真を前に冥想するときはいつでも、その特別な写真で体現されている精神的な師の意識と、自分自身がひとつになるように心掛けます。もし私たち自身を師の意識とひとつにしたいと望むなら、まずはその写真全体に集中します。そして徐々に、注目する焦点を顔だけに移していきます。それから眉と眉のあいだ、その少し上に焦点を当てます。そこは、実際に師の内なる精神的な財産が見つかるところです。ここが第三の眼、ヴィジョンの場所です。私たち自身が内なる現実のヴィジョンとひとつになるとき、私たちは最高の成功に達するでしょう。師の写真を見ながら清らかさを得たいと望むなら、冥想を始める前に、師とともに息を吸い入れていると想像してみて下さい。
その写真全体は、あなたが望むものすべてを与えようとしていると感じてみます。あなたが平和を望むなら、その写真には限りない平和があるという内なる感覚で、その写真を見るようにします。光、至福、あるいはなにか他の神聖な性質を望むなら、その写真にはそのような性質がある、それは絶対に本当であると感じるようにするだけです。始めるときに、この写真にはあなたの望むものがあると想像しなければなりません。そうすればあなたが内奥深くに進むとき、あなたはそこに現実を見いだすでしょう。