７月１９日

普通の視覚のわくを越えた不可視の宇宙の中に入って行くには、ソウルの放つ啓発の光を必要とします。

　　　内なる光を真に求め、直接相対して神を目にしたいという、内的な強いさけびを真にいだいているのでしたら、地上世界においても天においても、これをはねのけソウルの深奥に発する真摯な求めを阻むものは、何ひとつあり得ません。
　　　どんな人であれ制限付にせよ自由を享受しています。その自由は、神の高みにアスピレーションをいだくのに活かすこともできれば、この世の欲に向けることもできます。欲を起こすと暗い雲がわき起こって、正しい識別をもたらす太陽を、まちがいなくおおい隠してしまいます。
　　　神に強く憧れてアスピレーションを起こすと、神である内なる導き手インナー・パイロットが神性への感応をもたらし、定められた大いなるゴール、超越のかなたの究極のゴール・目標に向けて、速く、もっと速く、最高速で駆けていくようにと励ましてくれます。

ああ光なる鳥、光なる鳥よ、
そのきらめき湧きたつ輝きとともに
今ひとたび　私のハートの中に入ってください。
高く昇れと呼びかけ蒼き天空を駆けよと呼ばわる、
しかしどうやって？
ハートは囚われの身にして
ちっぽけな部屋に息も絶え絶え。
ああ光なる鳥、光なる鳥、究極の光なる鳥よ、
私の中に　どうかほんのわずかの闇のかけらすら
残らないようにしてください。