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7月29日

いつも目標を神性の啓発に定めて、地上にとらわれたままのいのちを、すべてが朽ち果てていくこの世界から救い出し、天の解き放たれた自由世界のいのちにまで、高めようとしていなくてはなりません。

   外に向かう光とは識別の力です。内に向かう光は、神を体得実現していくリアライゼーションです。
   外の光を用いると、私たちは神に向かって進んで行こうという気になります。内なる光を用いて見たり感じたりするのは、すでに私たちが神の中にいるし神はすでに私たちの中におられるので、神に向かって進んで行く必要はないのだということです。神は私たちの最も高い、最も啓発された部分なのだと実際に目にしたり、感じたりするのです。
   外に向かう光によって、神こそが実現させるべき大いなるゴール・目標なのだと感じ取ります。内に向かう光によって感じ取るのは、神が私たち自身であるばかりか、私たち自身の真実の本質であり実体そのものだということです。

お世辞ぬきに言って、
どれほど楽しげにして魅惑しようとも、
神の高みをめざして励む真のスィーカーが
無限の光にあっては、
ほんのつかの間すらかなわぬことです。
光にあるスィーカーならとうに逃れているからです、
神の想いをそらし惑わす 誘惑のわなから。