１１月７日

二つの生き方があります。人間の生き方と神のような崇高な生き方です。人間の生き方では、何がなんでも生きるのだとがむしゃらです。神のような崇高な生き方では、ささげるために生きるのです。

      「無私の奉仕」という言葉を使う時、私たちは何も期待できませんし何も期待してはいけないものです。誠実な想いでささげられた奉仕の場合なら何かの見返りを期待できますが、私ごころを離れて純粋に尽くす無私の奉仕となると、何ひとつ見返りを期待できません。
      見返りを欲したり期待したりはせずに、ひたすら真に無私に澄みわたる奉仕ができるようになると、そこから得られる結果はどんな期待もはるかに及ばないもの になります。そしてまた、澄みわたるこの真に無私の奉仕がなされている間じゅう、豊かにあふれる喜びを得ます。結果やなごりなどを待ち望む必要はないので す。澄みわたる無私の奉仕それ自体が、この上なく素晴らしい喜びであり、何よりも価値のある大変得難い報酬です。

      ひたすら愛しなさい！
やがて分かるようになります。
人の地上のいのちとは　いったい何なのかが。
無心に尽くしなさい！
やがて分かるようになります、
天の神々のいのちとは　いったい何なのかが。