１１月２０日

神の高みめざして進歩するには、神への意識をしっかりと保ち、身のすべてを惜しみなく与えるひとでいなさい。

何かを与えると、とうてい比較にならない広大な何かになります。一滴のしずくがありのままのすべてを大海に与え、それはわずかひとしずくなのですが想いを尽くしてささげ、隔てをそっくり明け渡すなら、一滴のしずくが大海そのものとひとつになります。精一杯に与えると、そのお返しにはるかに広大なものを得ます。
身のすべてを惜しみなく与える自己譲与とは、神になることです。こころの奥深くから、想いの限りを尽くしてすっかり打ち解けて、無条件に自分自身を与える瞬間、私たちは大いなる無限者に姿を変えます。ちっぽけなしずくが大海に身をささげ、大海そのものになるのと同じです。私たちの小さな地上存在を最愛のスープリームにささげると、ただちに大宇宙に満ちて超絶のスープリームの大いなる実在と、分かちがたくひとつになります。

神を夢見るひとになるには
ぜひとも欠かせぬもの、
それは至高なる神を深く崇め　豊かな愛にあるハート。
そして、地にあって人々のために尽くし
奉仕に生きるのを喜びとするいのち。