平和は内省的な人が慈しむ心の内の善です。平和は外向性の人がもたらす、地上世界のすばらしき気高さです。
協調という古来の理想は、現実性のほとんどない人類のはかない夢ではありません。この古代からの夢は厳密に言って、夢どころか申し訳のない神聖なヴィジョン、果てしない視野をもたらす広大なヴィジョンです。
この協調というヴィジョンが、人類の行進の行く手に待つ宿命を個人のものも人類全体のものも、ゆっくりと確実にそして過たずに形作っています。究極のゴール目標である宇宙大のワンネスを目指し、絶え間なく全てを超越していく永遠の新しさに向かうようにしてくれているのです。
世界は進化発展しつつあり、生命のより高度な水準に達しようとしています。世界が動いているのは水平方向にではなくらせん状にです。そのため進化がすぐには認識されないことがあります。人のままの知性を混乱に陥れまごつかせたりもします。
しかし私たちが世界の現状にワンネスの思いを抱き、世界の進化をワンネスの思いから願っているため、世界はゆっくりしてはいても、着実な進歩発展をはっきりとたどっているのです。
世界の堅張緩和のためには
神聖修養の志にあるシーカーの一人一人が
養っていかなくてはなりません、
平和と安らぎに飢える人類を。