６月４日

家族をしっかり愛しなさい。とてもすばらしい義務です。人類をもっと愛しなさい。それはもっとすばらしい義務です。神をこの上なく愛しなさい。それこそはもっとも気高い義務、究極絶対の崇高な義務です。

      愛がもし誰かや何かを自分のものとすることをさして言うのでしたら、それは本当の愛、純粋な愛ではありません。もし愛によって自らを与え、あらゆる物とそして人類と一つになることを言うのでしたら、それが真の愛です。
      真の愛は愛の対象との完全なワンネスであり、愛の大いなる所有主との完全なワンネスです。 愛の大いなる所有主とは誰のことでしょうか。神です。愛を欠いては神と一つになることはできません。愛は人と神との内的な結びつき、内的なつながり、内的 なきずなです。神に近づくには、いつも必ず愛によらなくてはなりません。

      恐れをいだいたまま神に近づこうとしてはいけません。
恐怖感があっては
神に近づけないのだと知ることになります。
愛をいだいて神のもとに行きなさい。
神にもちろん近づいて行けるのが分かるでしょう、
しかもいつも必ず　ずっとたやすく。