神はあなたを愛しておられたし、今も愛しておられ、これから先いつまでも愛してくださるでしょ う。しかし今感じているよりはるかに強く、神の大いなる愛を感じるようにもなれます。それはこころの深くからの思いのかぎりを尽くして、ひとたび口にする ようになる時です。「私は主よ、あなた様のものであり、ただあなたさまのためだけのものです。」
いったいなぜ神は私を愛してくださるのでしょうか。神が愛してくださるのは、人類を私が愛しているからです。それともう一つ理由があります。神が愛してくださるのは、神のお作りになったすべての被造物を私が愛しているからです。
神がご自身の被造物とは分離できないのだと分かっていますし、感じています。造物主と被造物とは一つであって分離不可能です。被造物に感謝すると、造 物主はお喜びになり満足なさいます。私たちも何かを作ったり生み出したり築き上げたりすると、人々はその業績を認め深く感謝します。私たちの成したことで すから喜びとなります。
それと同じで、宇宙は神の被造物です。宇宙を愛すると、造物主なる神と被造物なる神を同時に愛しているのです。造物主も被造物としての神も、ともにそういう私たちを喜んでくださります。
愛しなさい、
世界を愛しなさい。
世界に愛の目を向けないと 無理やりにでも、
一番重い荷を背負わされます、
苦味ばしった自我という 耐えがたいあなた自身の重荷を。