６月２３日

人の愛はしばしば、からだと神経が演ずる前座のひどい出し物です。神性の愛はこころの奥深くの神性ソウルとの親しみを、いつまでもみごとに咲き開かせます。

      すべての人類にこころ深くからの愛をいだくようになるのは、大いなる源泉を愛するようになった時です。神は私たちをお造りになりました。私たちが神を造ったのではありません。ですからすべての人類を愛するためには、人類の源である神のもとに行かなければなりません。
      根を愛せるようになった時にのみ、その樹を愛することができます。ここでの根とは神のことです。大いなる源とそこに備わる神性の資質とを意識するようになって初めて、本当に人類を愛せるようになります。神を愛するようになって初めて、人を一人でも真に愛するようになるのです。
      あなたが神を愛し、ただ神のみを愛していると感じるようになると、あらゆる人を愛するようになります。神とはすべての人の中におわす、大いなる何者かであられるからです。

生は死よりも
もっと力強くなりえます、
もし人が学んで
注意深く正しく身につけるのなら、
伝達手段である　’愛’　ことばを。