喜怒哀楽の感情をコントロールする方法が、たった一つだけあります。それは、はっきりした神聖の意志パワーの現れ出るまま、意識してその通りに感情を表に出すようにする方法です。
不幸にして私たちが生きているのは、自己コントロールの真価が正当に評価されてはいない時代です。自制は物笑いの種とされてきています。友人や隣人・親戚や、知人その他の世の中の人々があざけり笑う中で、自らに精通し、自分を勝ち得るために、懸命に努力していくことになるのです。
自分の命に通暁しようとする彼の真摯な試みには、こうした人々は、なんの最もな理由も見い出さないのです。一生を今までどおり、気の向くままに生きるほうがはるかに価値のあることであり、人生のときを無駄にし、自分の楽しみをみな、いたずらに捨てているのだと思っているのです。
神のせいにしてはいけません。
もっともっと要求しなさい、
自分自身に。
しかし、自分を責めるのでは決してありません。
他人に期待するのも もっと控えなさい。