神があなたに平和をお与えくださるのは、家族にとってであれ世の中にとって出あれ、自分は絶対に必要な人というわけではないのだと感じるようになったときです。
個人個人、男性も女性も一人ひとりがそれぞれ、世界の全ての国々に属しているのだと感じるべきです。これは他の国々に尽くしたいので、自国への忠誠は転じようということではありません。故国以外の国々のために尽くす気持ちと気力が十分ある人たちなら、自国のために尽くす気持ちも、もちろん有り余るほどあるはずです。
自分の国のために尽くしながら、その故国が他の国々と組んでひとつになりつつあるのだと、感じなくてはなりません。腕が両目と組んで一つのものになっていくのだと感じなくてはならないのです。
あなたの腕は働くパワーであり、目はヴィジョンのパワーです。腕はあなたの元を離れずにいても、ヴィジョンがあなたを世界中隅々まで運んでくれます。ヴィジョンによって世界中の兄弟姉妹の必要性を感じ取り、腕によってそうした必要性を満たすために働くのです。
こうしたことができるようになるのは、自分の小さな家族の枠ははるかに超えてしまい、世界なるファミリーを自分自身のものとしていつの間にか受け入れ始めていたのに気がつく、という場合だけです。
広大な宇宙全てに及ぶ普遍性が
ワンネスにあるハートに備わっているので、
平和が付き従うようになりました、
どこに彼が行こうとも。