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10月6日

内なる存在に気づいている時にのみ、神の大いなる慈愛の導きを受けることができます。神の大いなる慈愛に導かれていると、こころの内にも外にも、ごく自然に神の御意志のままに従えるようになります。

      人々は地上世界の物ごと、騒音、交通信号、行政機関などに絶えず身を任せ、サレンダーしています。こうしたことにサレンダーしないと行き場をすっかりなく すように感じ、サレンダーしていれば、少なくとも地上での存在は保てそうだというわけです。この世界が与えてくれるものは何であれ、拷問のような物であっ たとしても、受け入れなくてはならないと感じています。
      神への強い憧れとともに生きる、アスピレーションの生き方をしてゆきたいのであれば、これと同じ類いの感覚を、精神的な物ごとに向けなくてはなりません。 もし祈りをしなかったり、瞑想をしなかったら、すっかり行き先を見失ってしまうと感じなくてはなりません。強く求め叫ぶことがなく、より高い神性にサレン ダーしないのなら、あなたの全存在が何の価値もなくなってしまうとみなすのです。内なる導きがないのなら、助けのあてもなく道に迷ってしまう、と感じるよ うにするのです。      
      そしてこの内なる導きが現れ出るのは、自分の無知をあなたの中の大いなる光に明け渡してすっかりサレンダーしたい、とこころから思うようになる時です。


      もっとすばらしいスタートなど
この世にあり得ません、
期待するこころをすっかりサレンダーして
神の御意志に何もかも委ねた時よりも。