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10月18日

日々の暮らしにあって、すばらしく豊かに想いが込められた最善の祈りとなるのは、神の大いなる御意志に自らそのものを惜しみなくささげ尽くすことをひたすら願う、限りなく深い「自己譲与のサレンダー」が、ごく自然に湧き起こってきている時です。

      祈りや瞑想をすると、神と私たちが本質的にひとつなのだと感じさせる、ある種の神性のサレンダーをこころの内に見い出します。こころの中に感じるこの神こ そ、私たちの永遠の聖なる父、永久の聖父です。神性の永遠の父上は、私たちの最も啓発された部分、大いなる源であり、その高みに私たちは今登りつめ入って いこうとしているのです。
      ですから、サレンダーによって失うものは何もないのです。その反対に、こころの中の大いなる源に帰っていって、私たち本来の姿となるのです。有限なるもの が意識をともなって明るく陽気に、無限なるものの中に入っていくのです。一人一人が一滴のしずくのようなものです。大海に入ると一滴のしずくも個別性をな くし、大海の無限の広がりと一つになります。


      あなたの中の より高いいのちにサレンダーしなさい。
低いいのちは清められます、
輝くばかりに麗しい 神の微笑みの祝福を受けて。
高いいのちはさらに高められます、
尊い新たな 神の啓示を祝福に授かって。